新緑の頃

　今月の初め、本社事務所前に植えられているツタの葉の一部に、油が塗られたようになっているのを発見しました。よく見てみると、新芽の部分にアブラムシがびっしりとへばりついています。　すぐに缶スプレーの園芸用除虫剤を散布したのですが、翌日になっても平気な顔をして、おいしそうにツタの汁を吸っていました。　それを見て「アブラムシからの挑戦状」と受け取った私は、農薬を規定量に希釈して噴霧器に入れ、下の写真の面積に３リットルも「これでもか！」というぐらいに散布しました。
　翌日、鼻歌交じりに戦果を確認した際、大きなアブラムシは、ほぼ死滅していましたが、今日生まれたのではないかというほど小さな虫が、やはりおいしそうに汁を吸っていました。それを見て「私に対する挑戦状」　・・・　　
　このような調子で、アブラムシとの戦いに完全勝利するためには、後２回の農薬散布が必要でありました。
　新緑の季節には、このような「熱く、地味な戦い」が繰り広げられているのであります。